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Column コラム

桜眺め、外濠周り歩く。「外濠」とは?

監修弁護士 柴崎 拓己


4月上旬、外に出ると、きれいな桜に目を奪われ、思わず写真を撮っていました。
飯田橋には桜が見られる場所が多く、今回は歴史について載せます。

こんにち、「皇居」と呼ばれる土地は、実は元々お城でした。
日本で最大のお城である江戸城です。
その証拠として、今も東京の各所に地名や通りの名前で残っています。
「内堀通り」「外堀通り」「赤坂見附」「溜池」「桜田門」「半蔵門」などです。

弊所がある飯田橋は、「外濠(そとぼり)」に該当する地域でした。
外濠とは、かつての江戸城の堀のうちの外側のものの総称です。
かつては水路で江戸城を取り囲み、また内濠や東京湾(江戸湾)ともつながっていました。
現在は、外濠にほぼ沿う形で外堀通りが通っています。
飯田橋駅周辺を簡単にご紹介します。


<外濠公園>
江戸城外濠の土手や濠の跡を利用して作られており、濠に沿って飯田橋駅付近から四ツ谷駅南側まで細長く続く、江戸城外堀としてはかつての姿をそのままに残す国指定の史跡です。
公園内には桜の木が多く、花見の名所としても有名です。


<牛込門(牛込見附)>
飯田橋駅西口付近に、2基の石組みが保存されており、江戸三十六見附の中でもかつての形を残しています。
また、牛込橋のたもとにあたる部分にも石組みが残されていて、飯田橋駅のホームから見ることができます。


<飯田濠>
牛込門の下には小さな滝がありましたが、飯田濠までは東から舟が入ることができました。
付近には神楽河岸、揚場町、軽子坂など、荷揚げ場に関連する地名が残っています。
住宅棟・事務所棟からなる複合施設「飯田橋セントラルプラザ」・ショッピングモール「飯田橋ラムラ」が竣工されました。

今年は天候の影響で、満開の桜を見られる時期が短かったですが、
きれいな景観に気持ちも高まりました。

新年度を迎え、新たな気持ちで迎える令和7年度。
弊所も多くの方々の力になれるよう、尽力していく所存です。

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